都内屈指の人気エリアで成功を続ける日本料理店「SAKURA」。ご主人で料理人の佐野力夫さんはその秘訣を「まず素材。さらにオリジナルのメニューが大事」と話す。そして、そのために調味料をうまく使う必要があるという。 「地鶏を5時間煮込んで作る人気のスープがあるのですが、そこに「丸鶏がらスープ」と「味の素KKコンソメ」を入れています。鶏と根菜からうま味は出ますが、それだけでは味がしまらない。顆粒だしを足すとキュッと味がしまるんです。味を見ながら入れていくとその差がよくわかります」。
女性ファンが多いしゅうまいは「味の素KKコンソメ」で味を引きたてる。「魚のすり身とカニのほぐし身で作りますが、魚の味だけだと淡泊すぎて物足りない。それを補うのが「味の素KKコンソメ」です。タネがとてもゆるいので水分のない顆粒がいいんです」。
和食の料理に洋風や中華の顆粒だしを使い始めたきっかけは「まかないで使っておいしかったから。和食にも使えないかといろいろ試してみたんです。ひと味ほしいときに、入れてみるとやっぱりおいしくなりました。とにかくまずやってみることが大事です」。