
山川:店名の由来をお聞かせください。コロナ渦で客層など変わったことはありますか?
高田氏:元々は乾物屋から始まって、スーパーもやっていたんですが時代の流れで閉めてしまったんです。地酒とワインを扱う酒屋と飲食店を義兄がやっています。兄弟で会社は違うんですが、大桝という名前を残していこうと一生懸命やっています。客層は、若返ってる感じで、年配の方は少ないですね。昔ながらの旦那衆や落ち着いたお客様は、今は控えている感じ。どんどん若い世代が、増えているような気がします。外国のお客様も多いんですよ。あと、飲み方のスタイルも変わってきていますよね。だらだら飲まなくなった。うちは、観光地にあるんですけど、地元の方に来てもらいたいので、深夜遅くまで営業という形を取っています。地元の人を呼び込むには、ちゃんと料理を作ること。出来合いじゃなくて手作りで美味しいものを作る努力、なるべく安くする努力、できる限り接客をするということを心掛けています。
写真)大衆酒場大桝とワイン厨房Daimasuの2店舗を浅草で展開。