7月「考えることを止めず、変化を取り入れる」【販促カレンダー】

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いかの金銀炒め

今月の食材

甘味と食感を味わう夏のいか   多くの種類があり、通年手に入りやすいいかですが、夏が旬の剣先いかは身が厚く、甘味、旨味が強く、刺身や鮨はもちろん、煮物や炒め物でもやわらかい食感と味わいが楽しめます。 甘味と食感を味わう夏のいか   多くの種類があり、通年手に入りやすいいかですが、夏が旬の剣先いかは身が厚く、甘味、旨味が強く、刺身や鮨はもちろん、煮物や炒め物でもやわらかい食感と味わいが楽しめます。

7月の旬食材レシピ

いかの中でも現時点ではするめいかが記録的不漁。年々漁獲量が減っており、大衆的な位置づけだったが高級路線に。生育域がかわり、日本の漁船が漁をしていた場所から離れたのも原因のひとつ。サイズも小さいものが多くみられる。 いかの中でも現時点ではするめいかが記録的不漁。年々漁獲量が減っており、大衆的な位置づけだったが高級路線に。生育域がかわり、日本の漁船が漁をしていた場所から離れたのも原因のひとつ。サイズも小さいものが多くみられる。

7月行事祭事と東京の気温

7月行事祭事と東京の気温グラフ 7月行事祭事と東京の気温グラフ

旬のおすすめレシピ

テーマは「Cool&Hot」

いかのさっぱりきゅうり詰め

しょうがときゅうりの即席浅漬けをいかに詰め、さっぱり涼やかに

材料(1皿分)
いか 1杯
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A)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
きゅうり(輪切りスライス) 85g
しょうが(粗みじん切り) 10g
「ほんだし® 」こんぶだし 2g
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B)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
水 500g
「味の素Ⓢ®」 5g
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作り方
①いかをゲソと胴に分け、胴からワタを取り、手早く水洗いし、水分をよく拭き取り、ゲソは粗みじん切りにする。
②ボウルに粗みじん切りにした①のゲソ、Aを入れて混ぜ、①のいかの胴に詰め、つまようじで留める。
③鍋にBを入れて沸かし、②を入れて茹で、粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やす。
④器に切り分けた③を盛り付ける。

「ほんだし® 」を使った浅漬けは、さっと作れるクイックメニュー。しょうがやみょうが、大葉などお好みの薬味を加えて風味豊かに。 「ほんだし® 」を使った浅漬けは、さっと作れるクイックメニュー。しょうがやみょうが、大葉などお好みの薬味を加えて風味豊かに。

鉄板いかキムチ

サッと炒めた香ばしくやわらかいいかにキムチを合わせたピリ辛炒め

材料(1皿分)

いか(表面に切り込みを入れひと口大) 50g
A)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キムチ 60g
玉ねぎ(くし形切り) 60g
にら(ざく切り) 30g
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B)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「CookDo® 香味ペースト®」 2g
酒 10g
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サラダ油 20g

作り方
①ボウルにいか、Bを入れてもみ込む。
②フライパンにサラダ油をひき、Aを入れて炒め、フライパンに隙間をあけ、いかを加えてさっと炒め、全体を炒め合わせる。
③器に②を盛り付ける。

鶏のだしをベースに、こがしにんにく油など香味油と調味料を配合した「CookDo®香味ペースト®」は、炒めると香りと美味しさが増します。

今月のインタビュー

常に学び、探求し続ける
山川シェフと「旬」 と 「繁盛」 を探る。

料理へのたゆまぬ探求心

山川:店名の由来や、お店のこだわりなど教えてください。 
荻野氏:店名の「巴蜀」は四川省の昔の呼び名で、巴は重慶、蜀は成都で二つ合わせた古称です。四川料理が最も四川料理らしかった時代の、現地の方々が食べていた食事を自分の料理技術と伝統的な技法で、なるべくアレンジせずに現代風に再現してお出ししています。食事だけではなくて、食事を通して食文化や歴史などにも触れていただけたら嬉しいなと思います。そして少しでも心に響けばいいなと思います。料理に関することで疑問を持った時に、自分の中で解決できるように、いろいろな本を読んだり、勉強をしています。どんどん新しくなる情報を取り入れて、自分の料理を新しいものにしたくて、今は信州大学の大学院生として博士号を目指して、発酵唐辛子についての研究をしていまして、東京と長野の2拠点で生活をしています。期間限定で発酵コースをやっていたんですが、全部手作りでそれぞれ別々の発酵食品を使って、シンプルな調理法と調味料に香りのある油を組み合わせて料理を作っています。
 
写真)青いクロスが鮮やかな店内は居心地がよく、自家製仕込みのフルーツのサワーやワインなど、お酒も充実。本棚には本が好きな荻野氏のコレクションの一部、料理の原書など多数。

旬の素材を取り入れたコース

山川:いかで1品作っていただきましたが、他にいかを使った料理についてや、お店で工夫されていることなど教えてください。
荻野氏:今回作った料理は”いかの金銀炒め”になります。金は乾物のいかをかん水の入った水で一晩戻したもので、白い方が銀で生のいかで、それを一緒に合わせた炒めものです。他にいかを使った料理では、台湾料理なんですが、いかに甘酢のきゅうりを詰めて輪切りにした料理や、とろみのある醤油でバジルと炒め煮にしたりとかですね。料理を作る時は食材を見て決めることが多いので、なるべく旬の食材を取り入れて、お越しいただいたお客様に季節感も楽しんでもらえるようなコースを考えています。常連のお客様には、「あの料理がまた食べたい」という場合は別ですが、コースの内容をすべて変えて、いらっしゃる度に違うメニューをお出しするように心がけています。お連れ様が以前お越しいただいた方だと気付いた時は、味付けや内容をなるべく変えることで、できるかぎり変化をつけてお出ししています。

写真)いかの金銀炒め/金と銀のいかはそれぞれのうま味、風味を引き出したプリっと食感に。にらの蕾、花にらの香りとシャキッと感がさわやかなひと皿。

香りを持つ食材の味を引き立てる「味の素Ⓢ® 」

山川:食材などの情報はどこから得ていますか?調味料はどんなものをお使いですか?
荻野氏:豊洲にも行きますが、お店から近い足立市場に自転車で行くことが多いです。発酵唐辛子の研究をしていまして、自家製の調味料なども作っています。四川に買い付けに行くなど、年に1度は中国を訪れています。またスーパー巡りが好きなので、調味料や新しいものなどまんべんなく見て回っています。「味の素Ⓢ®」は、料理のうま味を補強するだけでなく、香りを持つ食材の味を引き立て、強火とも相性がいいんです。いろいろ考えながら料理をしていて、鍋の違いによる香りの出方など、味の素さんがまだ気づいていない魅力が「味の素Ⓢ®」にはあると思います。ちなみに「CookDo®香味ペースト®」は、中華鍋よりも平べったいフライパンの方が、全面から香りが立ち上がるのでおいしいと思います。
 
写真)荻野氏は専門学校卒業後、四川料理店で四川料理を学び、四川留学を経て、九州で台湾料理を学び、独立。ドイツワインケナーやソムリエなどの資格を持つ料理人。

監修:山川武司 Takeshi Yamakawa

株式会社 Thank you 代表。 レストランや食品メーカーでの商品開発などを経て、 メニュー開発、 撮影、 スタイリング、料理教室などの、 食の魅力を発信。 コネクションも広くトップシェフらとの交流も多い。

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