3月「価格高騰には回転率と食材調達の工夫で立ち向かう 」【販促カレンダー】

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鯛ちり鍋

今月の食材

白身魚の代表

3月の旬食材レシピ

山川FOCUS!鯛は豊漁。養殖も例年並み。本来ならば九州の長崎などで獲れる魚だが、北の方で揚がっており、、温暖化の影響を受けていて、獲れる魚種にも変化が出ている。

3月行事祭事と東京の気温

1月行事祭事と東京の気温グラフ

旬のおすすめレシピ

テーマは「シンプルに味わう鯛料理」

鯛の酒蒸し

酒に調味料を加え、ふっくら蒸し上げました

材料(1皿分)
鯛(切り身・ひと口大)120g
A)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
酒 50g
「ほんだし®」こんぶだし 5g
丸鶏がらスープ 5g
B)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キャベツ 60g
玉ねぎ 60g
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タイム 適量
C)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お好みの野菜 適量
D)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ほんだし®」こんぶだし 2g
「瀬戸のほんじお® 」 さらさらタイプ 2g

作り方
①ボウルにAを入れてよく混ぜ合わせる。
②蒸籠にオーブペーパーをしき、B・鯛を並べたら、①を適量かけ、タイムをのせ、別の蒸籠にCを並べて、①を適量かけ、重ねて蒸す。
③Dを合わせ、②に添える。

料理酒をワンランクアップせさるうま味を付けた酒は、魚の臭みを消し、軽い味付けにも。

鯛とこんにゃくの漬け串

香ばしく焼いた鯛を串スタイルに

材料(1皿分)
A)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鯛(ひと口大)180g
こんにゃく(ひと口大) 180g
B)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「だし自慢」万能あわせだし 5g
しょうゆ 20g
みりん 20g
酒 20g
C)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「味の素KKマヨネーズライトタイプ」 50g
「だし自慢」万能あわせだし 2g
レモン汁 5g
七味 少々
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
きゅうり(拍子木切り) 適量

作り方
①ボウルにBを入れてよく混ぜ、Aを漬け込む。
②①の水気を拭き、串に刺し、魚焼きグリル又は、フライパンにサラダ油をひき、焼く。
③器に②を盛り付け、合わせたCときゅうりを添える。

かつお節・昆布から抽出したエキスに、調味料をバランスよく配合した「だし自慢」万能あわせだしは、味なじみも早く、だしの風味も持続。

今月のインタビュー

産直鮮魚と日替わり料理
山川シェフと「旬」 と 「繁盛」 を探る。

温かくて美味しい町の食堂

山川:お店はいつ頃から始められたんですか?またお店のこだわりなど教えてください。
相良氏:地元に根付いてもう50年くらいですね。両親が始めた店で、僕ら兄妹も小さい頃から自然とお店を手伝っていました。お客様は地元の方、ご近所さんや周辺の工事現場の方、最近はテレビを見て来られる方も多いです。社長である父は”昔の親方”というような職人。料理人として美味しいもの、温かいものを早く提供して、召し上がってもらうことをモットーにしています。今日のランチのおすすめは、刺身とメンチカツの組み合わせです。上のボードに手書きで、おすすめランチをお知らせしています。またラーメンも昔ながらの食堂の味で人気があり、ラーメンを求めて遠くから来てくれるお客様もいます。最近うちのような町の食堂が消えつつあるので、家族で頑張っています。


写真)お得なおすすめランチは手書きのボードでお知らせ/ラーメンなど豊富なメニューが人気の定食屋さん

回転率を上げてお客様に還元

山川:鯛で鍋を作っていただきましたが、他に鯛でどんな料理を作りますか?いろいろなものが高騰していますが工夫されていることなどありますか?
相良氏:鯛を丸ごと使って骨や頭から出るだしで、はまぐりや野菜、鯛のつみれを入れた鯛ちり鍋です。鯛を使った料理だと塩釜とか、蒸したり、焼いたり、煮たり、いろいろできますが、市場から仕入れていて鮮度がいいので、刺身も美味しいです。本当にいろいろ材料が高くなっていて、値段を上げないためにも回転率を上げて、お客様に還元したいと思っています。張り紙にも書いているんですが、店内での待ち合わせや席の取り置きはできませんと。その分、並んでいただいている方に早く提供して、一人でも多くのお客様に食べていただきたい。コロナ前は夜の時間に宴会も受けていたんですが、今はフルネームがわかるくらいの、昔からの常連の方の予約しか受けていません。以前より夜は営業時間を短縮していまして、昼、夜と定食屋として営業しています。


写真)鯛ちり鍋/豪華に鯛をまるまる一尾使ったうま味溢れる豪快鍋。もみじおろしとぽん酢を添えて。作り方は秘密の鯛のつみれは美味しい出汁がたっぷりしみて、ふわふわ。

昔からある味、知っている味を作る

山川:食材などの情報はどこから得ていますか?調味料はどんなものをお使いですか?
相良氏:魚は市場で仕入れをしています。野菜などは自転車でスーパーや八百屋に行って、自分たちで物をみて、ここはこのくらいの値段とかいろいろ頭に入れています。食品の卸店さんの展示会にも行きます。新しいものや使ってみたい調味料などはサンプルをいただいて、店で料理長であり、社長の父に「こういうものあるけどどうだろうか」と僕がプレゼンをして、最終的に店で使うかをみんなで決めたりしますね。「ほんだし®」かつおだしは、かつ丼などの丼ぶりものに使っています。かつおの出汁感を強くするとか調節ができますし、丼つゆに入れることで昔からある味、知っている味といった感じになって、なじみのある味わいのかつ丼になります
 
写真)料理は社長が担当。家族で営むアットホームで、セットメニューが豊富な町の食堂。

監修:山川武司 Takeshi Yamakawa

株式会社 Thank you 代表。 レストランや食品メーカーでの商品開発などを経て、 メニュー開発、 撮影、 スタイリング、料理教室などの、 食の魅力を発信。 コネクションも広くトップシェフらとの交流も多い。

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