「やわらか食」(※①)とは?
高齢者施設での高齢化が進み、「やわらか食」のニーズが高まっています。
調理の手間も考え、調理者様にも入居者様にも嬉しい献立に仕上げました。
常食からの展開で作り分けや、すべての入居者様に「やわらか食」を提供するなど、喫食者の方に合わせてご活用頂けます。
今回は「ご当地 おいしい献立の旅」(※②)を「やわらか食」で提供する展開レシピをエリア別にご紹介します。
※① 当特集の「やわらか食」は、高齢者施設に勤務経験のある管理栄養士が展開を考えております。やわらかさ、とろみは、施設に合わせて調整をお願いします。
※② 「ご当地 おいしい献立の旅」は、その地方以外の病院や高齢者施設でも手に入りやすい食材を使用し、限られたオペレーションでも提供しやすいメニューに仕上げました。
鶏肉はひき肉に変更し「やわらかしっとり調理料」を使用することで、しっとりとしたつくねにして食べやすく。 添え野菜も、噛みやすいカリフラワーに変更し、食べやすく仕上げました。
パサついて、口腔内でまとまりにくいスポンジ部分は豆乳と合わせてゼラチンで固めることで、なめらかに仕上がります。
- <材料>1人分
- フリーカットケーキ レアーストロベリー(栃木県産とちおとめ苺果汁使用)
(半解凍1/18カット)・・・26g
調整豆乳・・・15g
ゼラチン寒天・・・0.3g
ホイップクリーム・・・5g - <作り方>
- (1)フリーカットケーキ レアーストロベリーのスポンジ部分をカットし、ミキサーにかける。
(2)(1)のスポンジと豆乳を入れてミキサーにかけ、鍋に移してゼラチン寒天を加えて煮立て、粗熱が取れたらホイップを加えてフリーカットケーキ レアーストロベリーの上に流し込み、冷蔵庫で冷やし固める。
(3)器に(2)を切り分ける。
噛みにくいしいたけを抜いて、ボリュームが出るようにたんぱくUPになるお麩を増やしました。
「やわらかしっとり調理料」を煮汁に使用し、食材全体をやわらかく仕上げました。
繊維が多く噛みづらい小松菜、えのきは、うまい菜に変更しました。 辛味を抑えるために、わさびの代わりに、静岡県をイメージしたインスタント緑茶をアクセントにしています。
ゼリーは共通でお召し上がりいただけますが、食感の残るクレープクッキーは抜いて作ります。
- <材料>1人分
- りんごダイスカット(缶)・・・20g
砂糖・・・2g - <トッピングの焼きりんごの作り方>
- クッキングシートを敷いたホテルパンに、りんごダイスカット(缶)と砂糖を入れ、スチコン ホットモード(180℃)で7~10分加熱します。
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